吸いまくっていた頃
吸い始めたきっかけは失恋
タバコを吸い始めたのは20歳を過ぎてから(当たり前ですが)。
親兄弟は喫煙者ではありませんでしたが
交友関係には喫煙する人が多くいました。
なんども喫煙を誘われ、興味本位でチャレンジしようと思いつつも
一切タバコを吸うことをしませんでした。
吸わなかった理由。
それは当時付き合っていた彼女が大のタバコ嫌いであったためです。
興味があっても吸えなかったんですね。
私はパチンコも競馬もしませんが興味はあります。
多分手を出すととことんはまってしまうことが分かっているので
絶対に手を出そうとは思いません。
タバコも1本吸うとのめりこんでしまうと予想されたため
付き合っている間は1本も口にしませんでした。
そんな私が見事?喫煙者の仲間入りを果たす日がきました。
まぁ、フラれてしまったんですね。
数日後、10種類ほどのタバコを買いあさり
次々に吸って自分にあうタバコを探しまくりました。
その日から喫煙生活がスタートしました。
止められない止まらない
最初はバイト先でのみ喫煙していたのが
車で、大学でと幅が広がり、ついに自宅でも吸い始めました。
喫煙者だった父を禁煙させたくらいタバコ嫌いな母のことを考え
自宅での喫煙はためらってはいたのですが、我慢できなくなりました。
私にとってタバコは「手持ち無沙汰解消のツール」でした。
学生時分、授業中「ペン回し」をするのと同じ感覚でしょうか?
常にタバコを手に、口にしていないと落ち着かなくなってしまいました。
「タバコを2時間吸わないと体が震えてくる」という友人もいました。
そこまでタバコの味や煙が特に好きなわけでもなく
肺に入れないいわゆる「ふかし」でも満足できたのです。
ただ「吸う行為」で自分を落ち着かせることができたため
徐々に吸う本数が増えていきました。
仕事先で会議があれば、1時間で1箱なんて普通でした。
通常で1日20〜40本。
多い日で1日60〜80本は吸い続けました。
朝、起きたらとりあえず一服。
車に乗ったらシートベルトより一服。
レストランで食事が出てくる前に一服。
帰宅したらまず一服。
夜寝る前にやっぱり一服。
禁煙のきっかけ
荒れた喫煙生活を数年間続けました。
ある展示場で「喫煙し続けた肺」の標本を見て
そのドス黒さに驚きながらも他人事の用に感じて気にしませんでした。
ニコチンやタール値の低いものに銘柄を変えるにつれ
吸う本数は増えていったような気がします。
しかし
自分勝手な喫煙生活にピリオドを打つチャンスがやって来ました。
禁煙することになるきっかけ
それは結婚でした。